飲食店総合支援を行う株式会社フードコネクション(東京・目黒区)が事務局を務める「全日本一人呑み協会」の加盟店舗数が、2025年12月時点で全国5,000店舗に達しました。併せて、公式アプリ「そろよい」の会員数は10万人を超えており、同協会はこの基盤を活かして協業パートナー企業の募集を始めています。
同協会は2015年発足で、「古き良き一人呑み文化の継承」と「孤独・孤立の予防」を掲げる任意団体です。加盟店は「一人呑み歓迎ステッカー」を掲示し、カウンター席などで一人客を気兼ねなく受け入れる環境づくりを進めています。掲載店舗は理念への賛同を条件に初期費用・月額費用とも無料で、露出を高めたい店舗向けには有料の集客強化プランも用意されています。
ユーザー側は、アプリやWebサイト上で「一人呑み歓迎店」のみを検索でき、現在地からの店探しや、同じく一人呑みを楽しむ人とのゆるやかなつながり機能を利用できます。コロナ禍以降のリモートワーク定着で外食機会が減る中、同協会は「一人でも飲みに出る」という行動が飲食店の売上維持と、人々の「サードプレイス」(家庭・職場以外の居場所)確保に寄与するとみています。
今後は、5,000店・10万人というネットワークを生かし、酒類メーカーや食品、決済、ヘルスケア企業などとの共同プロモーションや新サービス開発を想定。飲食店の収益化と、孤独死・過労死といった社会課題の緩和の両立がどこまで進むかが焦点となります。
【サービス情報】
全日本一人呑み協会 公式サイト https://www.hitorinomi.jp/
公式アプリ「そろよい」(iOS/Android)
加盟店舗数:5,000店舗(2025年12月現在)
source: PR TIMES
