NPO法人結び手は2026年2月28日、インド・ビハール州ブッダガヤ周辺4村(Manjhi Tola、Tirkha、Purani Taridih、Turi)で家庭用トイレの利用可能性と維持管理の実態を調べた報告を公表しました。調査は2025年6月23日〜7月26日に実施し、家庭用トイレ計25軒を訪問、半構造化インタビューは25名に行いました。

調査は「トイレを建てる」政策が進む一方、故障や不衛生、管理不全で機能しない例が生じる背景を整理する狙いです。対象はトイレ設置世帯に限定し、村全体の普及率推定は目的外としました。

観察では、Manjhi Tolaで11世帯を訪問したものの、排水管破損などにより機能するトイレが確認されない状況が示されました。Tirkhaでは建設補助が12,000ルピーと語られた一方、公共トイレは通常施錠され選挙時のみ利用可能という運用も確認しました。Turiでは雨季の浸水や清掃頻度の低さ、貧困による設備格差、支援金の不足や他用途への転用が利用を妨げる要因として記載されています。

結び手は、サンプル拡大や季節比較、女性視点の補完など追加調査の必要性を挙げ、再調査設計や調査票整備、データ整理、共同分析に関心のある研究者・大学生との連携を募っています。

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調査報告書全文(note): https://note.com/musubite/n/nf450046adcec />問い合わせ先: info@musubite.org

PRTIMES

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