認定NPO法人ADRA Japan(東京都渋谷区、理事長・柴田俊生)は2026年2月3日、ウクライナで寒波と電力施設への攻撃が重なり、7時間から29時間の連続停電が断続しているとして、命と暮らしを守る緊急支援募金を2月12日まで受け付けるとした。キーウ市内では1月27日時点で暖房を利用できない建物が900棟以上にのぼるという。
停電は暖房や給水を止め、冬の生活を直撃している。停電のピーク時には電力供給を絶たれた家族が約120万家族に達したとされ、避難生活や物価高の中で脆弱な人ほど影響が大きい。背景として、2025年の攻撃件数は2024年比で4.3倍(335%増)とされ、ドローン攻撃は5万3,000回以上、民間人の死傷者数は31%増と記されている。
募金は、固形燃料や発電機、インバーター(電気を使える形に変換する装置)、給水システムの復旧、食料・水・生活必需品の配付などに優先的に充てる方針だ。仮設住居、医療支援、心のケアも対象とし、状況により内容は変更・追加する可能性がある。ADRAはウクライナで1995年から活動しており、2025年12月初旬にはザポリージャ州の国内避難民センター8か所で固形燃料を提供したとしている。
今後は寒さが続く間、停電リスクの高い地域で冬期の必要性が高い支援を優先し、現地の情勢やインフラ状況に応じて支援の重点を調整していく見通しだ。
【キャンペーン情報】
申込URL(命を守る緊急募金):https://readyfor.jp/projects/ADRAJapan-Ukraine
詳細URL:https://www.adrajpn.org/ukraine/14226
