サービスユニフォーム企画の株式会社エムズ(神奈川県横浜市)は、年間売上高の0.2%を特定非営利活動法人「チャイルド&アニマル チャリティー協会(CACA)」に寄付し、保護犬・保護猫と子どもを支えるCSR活動を継続しています。2025年12月には、社員が長野県軽井沢町の保護シェルターを訪問し、現場の課題を共有しました。
CACAは2018年設立のNPOで、捨てられた犬猫の保護・譲渡や児童養護施設への支援を行い、「すべての命に優しい社会」を掲げています。活動の結果、所管する佐久保健所の犬猫殺処分数は「ゼロ付近」で推移し、長野県全体でも全国上位の低水準になっているといいます。同団体は地域猫のTNR(捕獲・不妊去勢・元の場所へ戻す)を通じ、地域住民と合意形成を進めながら飼い主のいない猫の増加抑制を図っています。
一方で、避妊去勢手術や飼育費を寄付と助成金で賄いきれず、スタッフの自己負担が発生するなど、資金・人材不足は課題です。エムズは寄付に加え、社員によるシェルター訪問、社内外への情報発信、希望社員への譲渡支援など、「命に寄り添う姿勢」をCSRの柱として展開。社員からは「自社の『笑顔を大切にする』理念を具体的に理解できた」との声が上がっています。
同社は今後も、支援先の現状を可視化しながら、企業活動と連動した継続的支援を続ける方針です。動物福祉をきっかけに、子どもや地域社会との「優しい共生」をどう広げていくかが、CSRの次の課題となりそうです。
【活動レポート】
命を守るCSR活動報告|エムズが支援する保護シェルターと“共生”のかたち
https://www.ms-uni.com/3717-2/
source: PR TIMES
