アパレル大手のオンワード樫山(東京・中央区)は、メリノウールを使った冬物ニット企画「Nice to meet WOOL」を自社通販サイト「オンワード・クローゼット」と全国の店舗で販売しており、『23区』『自由区』『ICB』『J.PRESSレディス』『BEIGE,』の5ブランドから計5型を税込18,920~29,700円で展開しています。いずれも羊毛95%・カシミヤ5%(一部混率違いあり)のメリノウールを採用し、ザ・ウールマーク・カンパニーと協業した認証ウールを使用するのが特徴です。
天然繊維のメリノウールは、一般的な羊毛より繊維が細かく、素肌に触れてもチクチクしにくいとされます。また、汗や湿気を吸って外へ逃がす「吸放湿性」に優れ、屋外の寒さと室内の暖かさの差が大きい日本の冬でも体温調節を助ける素材と位置付けています。特設サイトでは、ブランドごとの世界観を生かした15のコーディネート例を公開し、カラーラインアップや着回し提案を詳しく紹介しています。
環境面では、ウールが再生可能で土に還るサステナブル素材である点も訴求し、長く着られる「定番ニット」としての需要を見込んでいます。インフレで服の単価が上がるなか、高品質志向のニット需要がどこまで広がるか、今後の販売動向が注目されます。
【商品情報】
23区「ハイネックニット」18,920円
自由区「ラグランスリーブニット」23,980円
ICB「ハイネックニット」22,000円
J.PRESSレディス「ハイネックニット」19,910円
BEIGE,「Vネックニット」29,700円
source: PR TIMES
