コカ・コーラ ボトラーズジャパンは2025年12月23日、奈良市の認定NPO法人フードバンク奈良への飲料寄贈を始め、初回としてコカ・コーラ社製品50ケースを届けました。寄贈品は同団体を通じ、フードパントリーや社会福祉協議会、福祉児童養護施設などに提供されます。

同社は2016年から各地のフードバンクと連携し、2024年度は26団体へ33,058ケース(801,162本)を寄贈しました。奈良市ではひとり親世帯の相対的貧困率が50%超とされ、子育て世帯への食支援が課題で、市が2024年4月にフードロス対策コーディネーターを設置しています。

寄贈には賞味期限が近い余剰在庫が含まれますが、品質は通常品と同等です。同社は需要予測と生産・在庫を調整するS&OP(販売・操業計画)を寄贈にも広げ、2025年から拠点に残る少量在庫も活用しやすい仕組みを整えました。今後は年間を通じた定期寄贈で、食品ロス削減と地域支援の継続が焦点になります。

【関連情報】

フードバンク団体への製品寄贈 2024年度実績

https://www.ccbji.co.jp/news/detail.php?id=1682

地域社会発展への貢献(コカ・コーラ ボトラーズジャパン)

https://www.ccbji.co.jp/csv/community/

source: PR TIMES

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