コロンビア共和国で、日本武道を活用した女性支援プログラム「ガーディアン・ガールズ・アカデミー・コロンビア」が2025年10月12日までに完了しました。8月22日〜10月12日の約2か月、同国スポーツ省と現地非営利のキフ・コロンビアが共催し、ジェンダー平等の推進とジェンダーに基づく暴力(GBV=性別を理由に起きる暴力)の予防を掲げました。政府の「省」レベルが全国規模で共催した例は初めてとしています。
実施地は首都ボゴタ(人口800万人超)、カリ(約220万人)、バランキージャ(約130万人)の3都市で、週1回のクラスを中心に柔術・合気道・柔道のセミナーを展開し、一般女性250人以上が参加しました。指導は国内の柔術・柔道連盟や合気道団体の女性指導者が担い、武道の技術に加えて「心技体」など教育的要素やGBVに関する学びも組み込みました。
運営側は、今回の枠組みを官民・国際連携モデルとして位置づけており、今後は他地域での拡大や継続開催の可否が焦点になります。
【関連情報】
公式サイト https://guardiangirls.org
source: PR TIMES
