米シリコンバレー拠点の非営利団体JWIBAは、2025年の活動で年間のべ400人以上をイベントに迎え、日本とベイエリアの女性の学びとネットワークづくりを推進したと明らかにしました。スタンフォード大学での年次サミットには186人が参加し、生成AI時代のキャリア戦略や子どもの学びとデジタル環境をテーマに議論が行われました。
同団体は2025年、ビジネスやキャリア、教育、健康、女性のライフステージなどを軸にスタンフォード大学やサンフランシスコ、東京・大阪などでイベントを展開しました。国際女性デー企画や帰国者ミートアップなどを含むプログラムを通じ、駐在員、起業家、研究者、学生など多様な立場の女性が経験や悩みを共有し合う場を整えたとしています。
また、女子中高生30人が参加したSTEM(科学・技術・工学・数学)分野のワークショップや、高校生・大学生インターンの受け入れなど、次世代支援も拡大しました。お茶の水女子大学の研究者と連携した移住女性のキャリア研究や、女子の理系進路に関する日米比較調査も開始し、制度や文化の違いをデータで可視化することを目指しています。
活動はスポンサーや個人寄付に支えられ、サミットでは初のスポンサー企業ブースも設置されました。2026年は隔月ミートアップの継続に加え、2月に第2回Girls Meet STEMプロジェクトを予定しており、女性が「自分らしく学び・働き・生きる」環境づくりを日米双方でどこまで広げられるかが注目されます。
【イベント情報】
JWIBA Summer Summit 2025
会場 スタンフォード大学
参加者数 186人
主なテーマ 子どもの学びとデジタル環境、生成AI時代のリスキリングとキャリア
source: PR TIMES
