スマホで撮った写真を平成初期～中期のプリクラ風シールにできるサービス「エモプリ」が、全国のファミリーマート、ローソン、ミニストップなどのマルチコピー機に対応して提供が始まりました。利用は写真加工とレイアウト作成、印刷番号の発行まですべて無料で、店頭での印刷時にL判シール用紙1枚300円（税込）が必要です。
「エモプリ」は、専用サイトにスマホ写真をアップロードすると、自動で当時のプリクラのような「やわらかい光」「粗めの粒状感」「やや強い彩度」といった質感を付与します。完成データに付与される印刷番号をコンビニのマルチコピー機に入力すれば、その場でシールとして出力できます。1シートに印刷できる写真数はレイアウトによって変わります。
Z世代を中心に盛り上がる「平成レトロ」ブームでは、90～2000年代風のファッションや音楽、写真表現が人気で、手軽に“エモい”写真を実物として残したいという需要が高まっています。開発企業は、IP（キャラクターやアーティストなどの知的財産）を使ったコラボレーション展開も企業向けに提案しており、コンビニ印刷を通じたファン向けグッズの新たな形として広がる可能性があります。今後は対応コンビニやデザインバリエーション、IPコラボの拡大がどこまで進むかが注目されます。
【サービス情報】
サービス名：エモプリ
利用方法：サービスサイトで写真アップロード・加工後、印刷番号を取得し、対応コンビニのマルチコピー機で印刷
料金：L判シール用紙 1枚300円（税込）
サービスサイト：https://service.myrireki.net/emopuri
source: PR TIMES