文具・事務用品メーカーのソニック(大阪市生野区)は2026年2月、スマホなどデジタル機器の使い過ぎで集中力や学習習慣が乱れる課題に向けた新ブランド「デジトックス」を始動し、第1弾としてロック機能付きケース2製品を発売します。狙いはスマホを完全に排除せず、計画的に触れない時間をつくる「デジタルデトックス」の実行を支援することです。背景には、スマホ依存傾向が全世代に広がり、特に10~20代で強いことや、中高生の利用時間が平均1日5~7時間に達するとの調査報告がある点を挙げています。同社は学習への影響として、米テキサス大学の研究で「通知オフでも机上にあるだけで成績が低下し、別室に置いた場合が最も良好」とされた結果や、北海道大学の研究で注意力への影響が示された点を紹介しています。第1弾は、カギで物理的に取り出しにくくする「デジトックス ブロックケース」と、時刻指定でロックする「ルーティンモード」と任意時間でロックする「タイマーロックモード」を備えた「デジトックス ザ・ルーティン」で、学習時の“ついついスマホ”や夜更かし対策を想定します。今後は、家庭や学習現場での運用実態に合う形でラインアップ拡充が進むかが焦点になりそうです。

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