家具ECのタンスのゲン株式会社(福岡県大川市)は、ソファ本体を圧縮して段ボール1~2箱に収め、宅配便で届けられる「圧縮梱包ソファ」シリーズを展開しました。梱包サイズの縮小により、従来10〜14日かかることも多かった大型配送から、日付指定がしやすい宅配便配送への切り替えを進め、搬入性向上と配送コスト抑制、CO₂排出削減を同時にねらいます。開梱後の復元期間は7~14日で、室温18度以上では短縮されるとしています。
同社はマットレスなどで培った圧縮梱包技術をソファへ応用し、ウレタンの密度や配合、温度変化を検証して復元性を確保しました。背景には、国際輸送費や燃料費高騰で大型家具の価格が上がる一方、「玄関や階段を通らない」「大型家具の送料が高い」といったEC購入者の不満があります。特に都市部ではエレベーターや廊下の幅がネックとなり、「欲しいのに置けない」ケースが顕在化していました。
今回の主なラインナップは、コーデュロイ生地の「RIBLOW」シリーズ(幅160cm二人掛け、幅200/250cmカウチ、アームレス型)、累計7万台超の人気カウチソファ「CARLO」の圧縮版、天然木フレームを採用した「NOXEL」、ハイバックでカバー着脱可能な「NADI」などです。いずれも一人掛け単位など小分け梱包を取り入れ、狭い玄関や廊下でも搬入しやすくしました。
圧縮梱包ソファは、タンスのゲン本店(自社EC)、楽天市場店、ヤフーショッピング店で販売中です。2026年の新生活シーズンに向けて、ユーザー側の受け取り負担と物流側のラストワンマイル負荷を同時に軽減するモデルとして、家具EC全体への波及があるかが注目されます。
【商品情報】
タンスのゲン本店 ソファ特集
https://www.tansu-gen.jp/collections/sofa
圧縮梱包ソファ特集(お知らせページ)
https://www.tansu-gen.jp/blogs/notice/20251211
source: PR TIMES
