ニュースレター「アジアの土」2025年12月号(第201号)が完成しました。特集テーマは「戦後80年-アジア学院がめざす平和」。公開日は2025年12月3日で、今年掲出の「アジア学院平和宣言」全文、宣言の背景解説、インドで平和活動に取り組む卒業生トーマス・マシューの特集を収録しています。
今号は、戦後80年という節目に、食と農を通じた和解と共生をどう具体化するかを掘り下げます。平和宣言は、いのちを支える食の自立と地域の協働を平和の基盤と位置づける内容で、文脈や用語を平易に解説。事例面では、紛争影響下の地域で対話の場づくりや農の共同作業を進める実践を紹介し、数値や固有名詞に偏らない定性的成果も丁寧に整理しています。
拠点は栃木・那須のアジア学院。農村リーダー育成と有機農業の実践を軸に、国内外の参加者が共同生活と学びを重ねてきました。特集では、その長年の教育方法が平和構築の現場でどう機能するかを、訓練のプロセスや現地での応用例とともに示し、読者が追体験できる構成としています。
今後は、平和宣言に沿った教育・研修や地域連携の取り組みが一層可視化される見通しです。継続的な公開情報や卒業生の活動追跡により、実践の効果検証が進むかが注目点になります。
【刊行情報】
アジアの土 2025年12月号(第201号)公開 2025年12月3日
https://ari.ac.jp/ajianotsuchi-201?ari=press
source: PR TIMES
