東急不動産グループがパラオ共和国で運営するパラオ パシフィック リゾートは12月12日、自然展示と体験プログラムを備えた「ルーク ネイチャーセンター」を開設しました。リゾートは1984年12月10日開業で、42年目の節目に合わせた新拠点です。敷地内には熱帯雨林と海が連続する環境があり、鳥類は固有種12種のうち7種、植物約89種、海域には魚315種・サンゴ117種など計591種以上の海洋生物が確認されています。前面海域は2002年にコロール州の海洋生物保護区に指定されています。新施設では「Ridge to Reef(山から海までのつながり)」をテーマに、シュノーケリングやトレイルツアー、海洋ごみのアップサイクル(約1.5時間、30ドル前後、2026年春予定)などを展開。併せてMAT(電気刺激で成長促進)を用いるサンゴ礁回復(2025~2027年、73万ドル規模)や、太陽光発電で施設エネルギーの約20%を賄う計画も示し、滞在を「再生に関与する観光」へ近づける方針です。今後は体験メニュー拡充と地域連携の深化が焦点になります。
【施設情報】
パラオ パシフィック リゾート Koror, Republic of Palau 96940
公式サイト https://www.palauppr.com/jp
source: PR TIMES
