転職サイト利用者1,435人を対象にしたアンケートで、98%が「ビジネスマナーは必要」と回答し、周囲の行動で最も気になるのは「深夜や早朝にメールやチャットを送る」(55%)であることがわかりました。普段から気をつけている行動では、「社外の人に対して上司や先輩を呼び捨てにする(“さん付け”しない)」が59%で最多でした。
ビジネスマナーが必要な理由としては、「相手に敬意を示し信頼関係を築くため」(77%)、「円滑なコミュニケーションのため」(68%)が上位に挙がり、重要なマナーは「挨拶」(85%)、「言葉遣い」(82%)、「報告・連絡・相談」(76%)が中心でした。一方、「あまり必要でない」「不要」とした人は、形式的なルールの多さ(50%)やストレス(46%)を理由に挙げ、「上座・下座」を不要とする声が56%と過半数に達しました。
周囲からマナーを指摘された経験がある人は22%で、内容は「言葉遣い」が42%と最多でした。学び方は「上司・先輩から教わった」が46%でトップですが、20~30代ではYouTubeやSNSなどインターネットで学ぶ割合が2割超、40代以上では書籍で学ぶ人が14%と、世代でスタイルの違いも見られます。勤務形態の多様化やオンライン会議の普及で、新旧マナーの取捨選択が進むなか、今後も「相手への敬意」と「仕事のしやすさ」をどう両立させるかが議論の焦点になりそうです。
source: PR TIMES
