宿泊事業を手がけるフォレストグループは2025年12月1日、三重県鳥羽市のバリ風リゾートホテル「Bali&Resortホテル SAYAの風」(客室数29室)の事業を承継し、中部地方での本格展開に乗り出しました。グループが運営・管理する宿泊施設は、創業の地「ホテル城山」などを含め全国21施設となります。

「Sayaの風」は鳥羽湾を望む高台に立つアジアンテイストのリゾートホテルで、バリ風の内装やツインルーム、スカイデッキ、貸切風呂などを備えています。特徴は、宿泊料金に食事・アルコール類・ソフトドリンク・温泉・岩盤浴・カラオケルーム・リラクゼーション&漫画コーナーなどが含まれる「オールインクルーシブ」方式で、追加料金を気にせず滞在できる仕組みです。

フォレストグループは1999年創業で資本金5,000万円、グループ全体従業員数は554人(2025年11月現在)。旅館経営やホテル運営受託に加え、バス事業や旅行業、給食・食品関連事業も展開しており、M&Aによる宿泊施設の再生を得意としています。今回も既存のオールインクルーシブの強みを維持しつつ、グループが培った事業再生ノウハウを生かして集客力や収益力の向上を図る考えです。

今後は、首都圏や北陸・東海の既存施設との連携やツアー造成を通じて、女子旅や家族旅行など幅広い層の需要を取り込み、鳥羽エリア全体の観光消費拡大につながるかが注目されます。

【ホテル情報】

Bali&Resortホテル SAYAの風

三重県鳥羽市安楽島町1075-26

客室数 29室

TEL 0599-37-7131

HP https://sayanokaze.jp/

source: PR TIMES

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