プロモツール(東京都文京区)は、2025年4〜9月の「香り空間デザイン(空間芳香)」の受注額が前年同期比132%になったとした。高級ホテルや高級クルーズ船、商業空間での導入が増え、来訪者の記憶や感情に働きかける体験設計を通じて、空間の魅力向上とブランド価値の強化につながったという。背景には、香りを空間に拡散して体験を設計する「香りブランディング」需要の拡大がある。同社は調香師チームがガスクロマトグラフなどで成分を分析し、香りを設計する体制を整える。香り空間デザイン分野で日本香料工業会に加盟する国内唯一の企業として、IFRA(国際香粧品香料協会)の安全基準に準拠した香料を使用し、自社で安全性管理を行う点も差別化要因とする。今後は、オリジナルアロマ開発と空間芳香の提案を強化し、ラグジュアリー領域を中心に導入拡大を狙う。
source: PR TIMES
