東京都渋谷区のホテルインディゴ東京渋谷(客室272室)が、LGBTQ+など性的マイノリティへの職場での取り組みを評価する「PRIDE指標2025」でシルバー認定を獲得しました。昨年に続く受賞で、企業・団体の取組状況を5段階で評価する同指標において、継続的なダイバーシティ推進が評価された形です。
同ホテルでは、性別にとらわれないユニセックスの制服を採用し、スタッフが自分の感覚に合うスタイルを選べるようにしています。社内規定には同性パートナーに関する弔事・出産などでの特別休暇取得が明記され、異性パートナーと同等の人事制度を利用できる仕組みを整えています。ロッカー設備も男女で同等とし、男性ロッカーにもヘアアイロンを用意するなど、日常の不便を減らす配慮を行っています。
トイレやロッカーの利用では、自認する性別を会社が尊重して選択できるよう支援し、プライド月間にはレインボーグッズ着用で理解促進にも努めています。「PRIDE指標」は2016年に策定され、2021年からは行政やNPOなどと協働する企業を評価する「レインボー認定」も導入されました。今後も同ホテルの事例が、ホスピタリティ業界全体のインクルーシブな職場づくりの広がりにつながるかが注目されます。
【ホテル情報】
ホテルインディゴ東京渋谷
東京都渋谷区道玄坂2-25-12
source: PR TIMES
