ユニセフ(国連児童基金)の中東・北アフリカ地域事務所代表エドゥアルド・ベイグベデル氏は2026年2月6日、アンマン(ヨルダン)発で、地域各地の暴力と紛争が子どもに与える影響が深刻化しているとして、子どもへの暴力や逮捕・拘束を容認しない立場を示しました。シリア北東部では避難者がおよそ20万人に達し、その半数が子どもだとしています。

各地の被害として、シリアのアインアルアラブ(コバニ)では保健サービスや冬用物資がないため子ども少なくとも5人が死亡したと報告されました。スーダンでは2026年1月に子ども少なくとも20人が殺害され、北ダルフール州エル・ファーシルとコルドファン州カドゥグリで飢きんが確認され、さらに20近い地域で飢きんの危険が高まっているとしています。

また、報告ベースでイランでは子どもの死亡が144人を超え、ガザ地区では年明け以降に子ども37人が死亡したとされます。ヨルダン川西岸地区でも1月に子ども2人が死亡、25人が負傷しました。声明は、全ての政府と紛争当事者に国際人道法・国際人権法(紛争下の民間人保護などを定める国際ルール)の義務遵守を求めました。

今後についてユニセフは、停戦の維持と緊張緩和、子どもへの暴力停止に加え、支援物資の搬送確保や保健・水・教育など基本サービスの再開が不可欠だと訴えています。

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公式HP(日本ユニセフ協会):https://www.unicef.or.jp

PRTIMES

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