ロッテは、全国の20~60代男女4,700人を対象にした「全国チョコレート調査2025」の結果を公表し、チョコレート愛好度ランキングで1位が東京都、2位が長野県、3位が北海道となったと明らかにしました。調査では、嗜好だけでなく喫食頻度や購入額、「なくてはならない存在」と感じる度合いなどを総合した独自指標で都道府県別のチョコレート愛を数値化しています。

東京都では「週1回以上食べる」人が全国最多で、「仕事をしながら食べる」割合も全国平均より13.2ポイント高く、気分転換や同僚とのコミュニケーションのきっかけとして根付いています。長野県は「両親や親族とのシェア」が全国平均を最大10.7ポイント上回り、家族団らんの場面での利用が目立ちました。北海道では「なくなったら困る生活必需品」と答えた人が全国2位と、生活への定着度が高く、「午後の休憩」(+15.3ポイント)や「お酒を飲みながら」(+9.4ポイント)楽しむ傾向が見られました。

幸福度(人生満足度の国際的指標など6問の合計点)との関係をみると、幸福度上位20都道府県のうち13都道府県がチョコ愛好度でも上位20に入り、因果関係は断定できないものの一定の関連が示唆されました。特に幸福度上位県では「夕食直後」「家事や仕事の後」にチョコレートを食べる人が全国平均より5ポイント以上多く、「夫婦間」でチョコを渡す・もらう割合も6県で平均を5ポイント以上上回りました。反対に、幸福度最下位の山形県では、夕食直後や夫婦間シェアが全国平均を5ポイント以上下回っています。

個人の幸福度別にみると、幸福度が高い人は低い人より「午前中の休憩時間」にチョコレートを食べる割合が4.9ポイント高く、短時間のリフレッシュとして活用している可能性があります。また嗜好品の中で「なくてはならないもの」を一つ選ぶ設問では、「コーヒー・紅茶」(52.0%)に次いで「チョコレート」(46.7%)が2位となり、日常に深く根付く存在であることが数字で裏づけられました。

ロッテの社内組織「ちょこっと幸せ研究所」は、今回のデータをもとに実証実験やサンプリングを進め、チョコレートが「味わう」「ひと息つく」「誰かと分け合う」行為を通じて、心の休息やコミュニケーション、ウェルビーイングの向上にどう寄与し得るかを継続的に検証するとしています。今後も地域別の食べ方やシェアのスタイルに注目が集まりそうです。

【研究所情報】

ちょこっと幸せ研究所 公式サイト http://www.lotte.co.jp/corporate/chocotto

ちょこっと幸せ研究所 公式X https://x.com/lotte_chocotto

source: PR TIMES

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