三井不動産とベネッセコーポレーションが共同開発した森林学習教材が、2025年12月からICT学習ソフト「ミライシード」で全国の公立小中学校10,200校・約360万人向けに配信された。12月23日には北海道・旭川市立永山南小学校と東京都・中央区立城東小学校の小学5年生(各約30人)がオンライン合同授業を行い、森林資源の保全と活用をテーマに発表と質疑を実施した。教材は全5回・31ページで、人工林を適切に管理し国産材を循環利用する考え方を扱う。三井不動産グループが北海道に約5,000haの保有林を持ち、「植える→育てる→使う→植える」の循環を続ける「終わらない森」づくりを具体例として提示。保有林の木材約100㎡を含む国産材1,100m3超を構造材に使う木造賃貸オフィス「日本橋本町三井ビルディング&forest」も学習素材にした。今後は中央区立常盤小学校でも社員協力の授業を予定し、都市と森林地域をつなぐ学びの拡大が見込まれる。
【関連情報】
三井不動産グループの“終わらない森”創り https://www.mitsuifudosan.co.jp/and_forest/
日本橋本町三井ビルディング&forest(国産材1,100m3超、保有林木材約100㎡) https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2025/0422_02/
source: PR TIMES
