特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクールは、三井住友カードと共同で小学生向けキャッシュレス体験プログラム「発見!お金のカタチ~信用でつながる私たちの社会~」を企画し、2025年12月に東京と大阪の放課後の居場所で計2回実施します。各回の対象は小学1~6年生30人、参加費は無料です。
背景には、現金を介さないキャッシュレス決済が普及し、「見えないお金」とどう向き合うかが子どもにとって課題になっている状況があります。プログラムでは、お金の歴史や「信用」の仕組みをクイズで学んだうえで、キャッシュレス決済を模した買い物体験やグループワークを行い、約束を守ることや計画的なお金の使い方を考えます。金融教育の専門知見を持つ三井住友カードと、放課後の教育現場に詳しい放課後NPOアフタースクールが協働し、社会と子どもをつなぐ学びを目指す構成です。
本プログラムは、三井住友カードのタッチ決済利用に応じた寄付で社会貢献を行う「タッチハッピー」の資金を活用しています。2025年9月には18人が参加するトライアルを実施し、「借りたものをきちんと返す」「約束を守る」といった振り返りの声が確認されました。今後は今回の結果を踏まえ、金融リテラシー教育を広げる取り組みがどこまで拡大するかが注目されます。
【プログラム情報】
発見!お金のカタチ~信用でつながる私たちの社会~
実施期間:2025年12月/実施回数:2回
対象:小学1~6年生 各回30名/参加費:無料
会場:放課後児童クラブ・放課後子ども教室など
source: PR TIMES
