公益財団法人日本自然保護協会は12月19日、兵庫県三田市役所(本庁舎3階庁議室)で「日本自然保護大賞2025」保護実践部門の授賞セレモニーを13:00~14:00に開き、受賞者の兵庫県三田市に賞状と盾を授与します。選考委員長で同協会理事長の土屋俊幸氏も出席予定です。対象となったのは「皿池湿原の守り人の活動~地域の宝を守って、次世代へ繋ぐ~」で、工業団地の開発予定地内にあった湿原群を生物多様性(多様な生きものと生態系)の維持に重要な自然として保全し、天然記念物に指定するなどの取組が評価されました。市が事務局となり、博物館など専門機関や市民・企業のボランティア組織と連携し、環境教育や生涯学習、研究、野外活動の場として活用しながら保全を継続している点も選考で言及されています。同賞は2014年に設立され、地域性・継続性・先進性・協働性の観点で自然保護活動を表彰しており、今後はネイチャーポジティブ(自然の損失を止め回復に転じる考え方)やSDGsの実装に向け、自治体主導の連携モデルが広がるかが焦点です。
【イベント情報】
名称:日本自然保護大賞2025 保護実践部門 授賞セレモニー
日時:2025-12-19 13:00~14:00
会場:兵庫県三田市役所 本庁舎3階 庁議室
source: PR TIMES
