三菱食品が寄付して創設した「三菱食品 これからの100年基金」が12月22日、支援先の公募を始めました。食支援を行う非営利法人を対象に、総額5000万円規模で助成し、1件あたり上限1000万円、採択は約5団体、助成期間は最長3年間です。運営は公益財団法人パブリックリソース財団が担います。

支援の中心は、地域で活動するフードバンクの基盤強化です。フードバンクは企業や個人から食品提供を受け、必要とする人に届ける仕組みで、基金は資金・人材・情報システムの整備、配送網の改善、新規設備・システム導入、行政や企業との連携構築などを後押しします。背景には、経済的困窮家庭や災害・感染症拡大などで生活維持が難しくなる世帯、低所得の単身高齢者など、食料支援のニーズ増加があるとしています。

公募期間は2025年12月22日から2026年1月30日までで、実効性の高い事業モデルの構築や横展開が進めば、地域単位で食支援の供給体制が強まる可能性があります。

【基金情報】

基金特設サイト https://www.public.or.jp/project/f0180

公募期間 2025年12月22日~2026年1月30日

助成上限 1件1000万円

助成期間 最長3年間

採択予定 5団体程度

source: PR TIMES

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