世界初をうたう古着ファッションウィーク「Tokyo Vintage Fashion Week」が2026年3月13日〜15日、新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区)で初開催されます。入場は無料で、会場では約100店舗が参加するヴィンテージマーケットと、古着の時代背景やストーリーを装いで表現するファッションショー2本が行われます。

同企画はTOKYO CREATIVE SALON(TCS)の公式企画として実施され、従来のファッションウィークが新作発信を主軸にしてきたのに対し、受け継がれてきた衣服を現代の視点でスタイリングし「次に流行するスタイル」として提示する点が特徴です。ショーは3月13日に「Regular Vintage Fashion Show」(14時30分開始)、3月14日に「Future Vintage Fashion Show」(15時30分開始)を予定し、座席・立ち見で観覧可能ですが、満席時は観覧制限の可能性があります。

背景にはリユース市場の拡大があります。国内ファッションリユース市場は2024年に1兆2,800億円(前年比111.3%)まで伸び、2014年の約3,420億円から10年で約3.7倍となりました。海外でも米ThredUpの報告書で、2023年の世界古着売上は1,970億ドル(前年比18%増)とされ、2028年には3,500億ドル規模が見込まれています。主催側は、衣服が資産価値として再評価される一方で「すべての服が未来に残るわけではない」との問題意識も示し、古着を単品ではなくムードや時代性を含む世界観として提示するとしています。

今後は、約100店舗規模の市場とランウェイ演出を組み合わせた取り組みが、東京発のヴィンテージ文化の国際発信や、リユースの新たな価値付けにつながるかが注目されます。

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