特定非営利活動法人Lakeside Storiesは1月29日、日光国立公園・奥日光中禅寺湖(栃木県)で湖底に沈む釣りごみや一般ごみをダイバーが回収し、金属製ルアーを熊鈴へアップサイクルして次回清掃費に充てる仕組みのクラウドファンディングを開始しました。開始1時間で300万円を集め、最終目標は1500万円です。

背景には釣り人増加に伴う根掛かりがあります。年間来訪者は2万人超とされ、アンケート推計では1人が1日に失うルアー・フライは約2.6個、年間で湖底に残る数は約4万1000個、切れた釣り糸は延べ113kmに達するといいます。

同団体はMarine Sweeperと連携し、回収品を分別後、金属製ルアーを溶かして合金「日光はがね」を作り、有限会社大森鋳造所が熊鈴として製品化します。デザインは理事で彫刻家の綱川孝俊氏が担います。2025年は6日間の清掃で釣りごみ約144kg(ルアー3904個)と一般ごみ約33kgを回収しましたが、年間流出量に対する回収割合は推計15%にとどまりました。

中禅寺湖は標高1269mの高所潜水となり体制整備が課題です。資金は①清掃実施体制の強化②アップサイクル品の開発・製品化③販売体制整備に充て、回収と販売の循環で清掃規模を広げ、湖底ごみゼロを目標にするとしています。

【関連リンク】
クラウドファンディングページ(Readyfor):https://lakesidestories.jp

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