リンクアンドモチベーションの研究機関は、中1〜高3のべ約2500人(2016年1月〜2025年10月に「BRIDGE」受検)の結果を学年別に集計し、中高生は右脳的な発想力が最も高く、左脳的な計画力が最も低い傾向を示したとまとめました。外向的な力が高い一方、自分を律してやり抜く力が低い傾向も確認されています。
中学生では中3が中1より、試行力・変革力など対課題力や忍耐力・持続力など対自分力が低い一方、傾聴力・協調力など伴走型の対人力は高い傾向でした。高校生では高3が高1より対課題力・対自分力・対人力が高く、継続学習や決断、相手を理解・納得させる力が高い傾向としています。高3は「シンキング・WIDE・WHY」も高く、テクニックより意味や背景を理解しようとする姿勢が強いと分析しました。
同研究所は、周囲と足並みをそろえる傾向が強みの発揮を妨げ、推進力や意味探求の低下につながる可能性を課題として挙げ、家庭・学校などが役割分担して承認や内省支援を行う重要性を示しています。
【関連情報】レポート一覧 https://www.lmi.ne.jp/about/me/finding/
source: PR TIMES
