認定特定非営利活動法人カタリバ(東京都中野区)は2026年3月21日、全国の中学生・高校生を対象にした学校生活での意見表明の実態調査の詳細レポートを公開しました。有効回答は2,986人で、調査期間は2025年11月20日〜11月25日です。「校則・ルール」など全項目で、意見を伝える「機会が欲しい」とする回答が約6割〜約8割に達しました。

対象は「校則・ルール」「クラスの決まり」「授業の進め方」「部活動」「学校行事」「施設や設備」の6領域です。意見表明に必要な条件としては、「安心して話せる雰囲気・空間」を挙げた回答が約7割でした。生徒が声を出す以前に、話してもよいと感じられる環境整備が重視されている形です。

背景には、「生徒指導提要」の改訂や「こども基本法」施行を受けて校則見直しが進む一方、校則以外の場面での参画実態が十分に把握されてこなかったことがあります。カタリバは生徒主体の学校づくりを目指す「みんなのルールメイキング」が全国600校以上に広がっている点も踏まえ、速報値に加えて分析と専門家考察を追記しました。

また、不登校(30日以上欠席)や不登校傾向(教室外登校)の生徒は多くの項目で意見表明ニーズが低い傾向がある一方、「学校行事」への意見表明ニーズは平均値を上回る傾向が示されました。今後は、信頼関係づくりと場面ごとの機会設計を進めつつ、在籍状況によるニーズの違いも踏まえた対話機会の整備が課題になりそうです。

【関連リンク】
詳細レポート:https://www.katariba.or.jp/wp-content/uploads/2026/03/0887cc1fea965473d5eb20344ee2f5ec.pdf
校則等の見直し状況調査結果及び今後の取組について(文部科学省):https://www.mext.go.jp/content/20250702-mxt_jidou01-000043523_1.pdf
みんなのルールメイキング:https://rulemaking.jp

AI生成記事のため誤りを含む場合があります

PRTIMES

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