京都市伏見区の御香宮神社で、妊娠・出産・子育てに寄り添う空間「赤ちゃん回廊」を整備する計画が動き出しました。推進するのは株式会社バランステック京都で、建立式典は2026年3月28日(土)に予定し、同日に年1回の催し「赤ちゃんまつり」も実施する方針です。伏見区の人口は約27万人とされています。少子化や子育ての孤立が課題とされるなか、参道を「産道」に見立て「命の誕生を社会全体で祝う場」を神社に残す狙いです。回廊は大人が身長約145cm以上の場合、少しかがんで通る想定で、戌の日限定の乳幼児向け「ぷち回廊」や交流拠点となる新設「慈しみの広場」も構想しています。広場整備で伐採が必要な神域の樹木は、手形・足形を刻む記念木札や絵馬などに転用する考えです。今後は実行委員会を軸に、勉強会や腹帯体験会など継続企画と組み合わせ、地域の支え合いにつなげられるかが焦点になります。【イベント情報】
建立式典 2026年3月28日(土)予定
赤ちゃんまつり 2026年3月28日(土)予定(年1回開催の方針)

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