京都橘大学の研究ユニット「海外と日本文化」は2026年1月25日、公開シンポジウム「なぜ、いま畳なのか?-イグサの力を次世代につなぐ-」をキャンパスプラザ京都で開きます。会場定員は250人で参加無料、事前申込制です。調湿性や消臭性などを持つ畳の価値を、産地縮小や職人高齢化の現状とともに議論します。
当日は3部構成で、第1部は北九州市立大学教授の森田洋氏が、イグサの抗菌・防虫・防カビ効果など研究で示された機能性や、畳教室で生徒の集中力が向上したというデータを紹介します。第2部では京都・神戸・東京の畳店関係者が、伝統技術の継承、ライフスタイル変化への対応、海外市場の可能性(パリコレやハリウッド映画での展開)を語ります。
和紙や樹脂など代替素材の畳が広がる中、イグサを原料とする畳をどう残すかが焦点です。第3部のテーマは「2030年、畳は生き残れるか?」で、会場参加型の質疑応答も予定されており、文化と産業の両面から具体策の整理が進むかが注目されます。

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