全国50校超・約1万人の児童生徒が参加する「世界とつながる学びプロジェクト」の活動報告会が、2025年12月19日（金）20時〜21時30分にオンライン会議システムZoomで開かれます。対象は教員や教育委員会職員、保護者、教育系NPO・企業、学生などで、参加費は無料です。
同プロジェクトは、総合学習や探究学習で子どもたちが作った教材や作品を、アフリカ・中東・アジアの10カ国の教育現場で使ってもらい、その反応を再び教室に戻す「往還型（CoRe Loop）」の学習モデルです。2025年度は経済産業省の「探究・校務改革支援補助金」に採択され、離島や地方の小規模校から都市部まで、全国で展開されています。
報告会vol.4では、長崎県対馬市立西部中学校と岐阜県安八町立結小学校の校長が登壇し、導入前の不安や授業の変化、子ども・保護者・地域の反応を具体例と数値を交えて紹介します。西部中は平和をテーマにした「SEIBU PEACE KARUTA」をシリアで活用しており、結小学校は防災教材や押し花作品を災害多発地域へ届けています。現地シリア、ルワンダ、南スーダンなどでの利用の様子も、写真や動画で共有されます。
全国の教育委員会も多数後援しており、過去の報告会をきっかけに新たに導入した学校も出ています。主催団体は「探究の方向性に悩む学校こそ、全国と世界をまたぐ実践からヒントを得てほしい」としており、今後は参加校や連携自治体をさらに拡大し、日本の地域資源を生かした平和・防災・人権教育のモデル化が進むと見込まれます。
【イベント情報】
世界とつながる学びプロジェクト 活動報告会 vol.4
日時：2025年12月19日（金）20:00〜21:30
形式：オンライン（Zoom）
参加費：無料
申込：なかよし学園プロジェクト公式サイト内の申込フォームから事前登録
source: PR TIMES