兵庫県豊岡市は、2026年1月4日までに地域おこし協力隊を9人募集します。起業型を含む8つのメニューで、活動時間は月140時間(例:1日7時間×20日)とし、報酬は月額上限29万1,000円です。業務委託契約での募集で、最大3年間(起業型は最長2年)活動します。
募集メニューは、ボート競技「ローイング」でまちを盛り上げる「円山川城崎ローイング協会」、映画上映を通じてにぎわいづくりを行う「豊岡映画センター」、建築と映像・演劇を組み合わせてまちの価値を発信する「合同会社ガラージュ」などイノベーション型が4件で各1人です。また、高校と地域をつなぐコーディネーターとして、県立出石高等学校とNPO法人ミチルが連携して1人を求めます。
担い手育成型では、麦わら細工の「かみや民藝店」、豊岡杞柳(きりゅう)細工の「たくみ工芸」、赤花そばを守る「赤花そばの郷農事組合法人」で各1人を募集し、伝統工芸や農産物の継承を図ります。さらに「地域資源を活用した起業」メニューでは2人を募集し、地域資源を生かした新ビジネス創出をめざします。
報酬は活動時間が月140時間に満たない場合、1時間あたり2,000円を差し引いて支給します。住居費として月7万円、車両・事務機器などに月3万円の支援があり、住居初期費用やガソリン代、視察旅費、消耗品といった活動経費も対象とされています。問い合わせ先は豊岡市役所くらし創造部地域づくり課(電話0796-21-9096、メールtoyoocome@city.toyooka.lg.jp)です。
今後、全国からの応募状況によっては、豊岡市の伝統産業やスポーツ・文化を担う人材が一度に複数生まれる可能性があり、地域の人口減少対策や移住促進、起業環境の強化につながるかどうかが注目されます。
【募集・移住関連情報】
豊岡市地域おこし協力隊特設サイト
飛んでるローカル豊岡(移住ポータルサイト)
source: PR TIMES
