茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園が、2025年12月13日から2026年1月12日まで「ぽっかぽか冬フェア」を実施します。期間中は、縦23メートル×横34メートルの干支「午」の巨大地上絵を展示するほか、約1万本と約5,500本のアイスチューリップを2会場で公開し、冬場の来園者増加を図ります。開園時間は9時30分~16時30分で、12月16日・23日・31日および1月1日は休園です。

フェアの目玉である巨大地上絵は、2008年度に始まった企画で今年が18年目・17作品目となります。園内で採取したコキア約1,100本と松ぼっくり約2万2,000個などを使用し、冬季の新たな撮影スポットとして家族連れや観光客の需要を見込んでいます。園内では、アイスチューリップ16品種約1万本を展示する「グラスハウス」と、21品種約5,500本を配した「記念の森レストハウス」で、室内外の異なる鑑賞体験を提供します。

イベント面では、正月玄関飾りづくりや古民家での書初め、水戸大神楽の上演、七草がゆづくりなど地域文化に触れる催しを多数設定。冬季限定の特設ドッグランも開設し、愛犬家の来園需要を取り込みます。また、春の名物ネモフィラに向けては、例年より1週間早く種まきを完了するなど、春の観光シーズンに備えた準備も進行中です。観光・レジャー需要が分散するなか、同公園が冬の集客コンテンツを継続的に育成できるかが今後の焦点となります。

【イベント情報】

国営ひたち海浜公園 ぽっかぽか冬フェア

会期:2025年12月13日~2026年1月12日

会場:国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市馬渡大沼605-4)

公式サイト:https://hitachikaihin.jp/winter-fair/

source: PR TIMES

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