デザインの思想や文化、制作プロセスに焦点を当てた国際デザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO 2025」が、2025年12月6日から21日まで東京都港区南青山をメイン会場に開催されます。会期は3週構成で、学生作品展「Class of 2025」(12月6〜7日、入場無料)、国内外の合同作品展「Main exhibition」(12月12〜14日、通し券3,000円・学生2,500円/1日券2,000円・学生1,500円)、60組超が出品する「Market」(12月18〜21日、1日券1,500円・学生1,000円)を順次展開します。
初週の「Class of 2025」では、多摩美術大学や東京藝術大学など4大学の教育者8人が推薦した学生24人の作品を展示し、次世代デザイナーを紹介します。第2週の「Main exhibition」には、Study O Portableやrhythmdesign、中坊壮介らに加え、学生展から選出される1組が参加し、国際的な顔ぶれによる合同展を構成します。第3週の「Market」には、藤城成貴や小泉蒼ら60組以上のデザイナーやスタジオが参加し、プロダクトやアートピースなどを販売します。
会場構成はデザインスタジオUMが手がけ、「TOUCH IT, BRING IT, PLACE IT, USE IT…」というキーワードで、来場者が触れ、動かし、使うことを前提とした空間づくりを行います。音楽ディレクションはnagaladeとToshphic.が担当し、会場体験を音楽面から支えます。会期中は、ロンドンのデザイン批評誌「Disegno」編集長のOli Stratford、「Sight Unseen」共同創刊者のMonica Khemsurov & Jill Singer、サウンドアーティストのYuri Suzukiらがディレクターとして企画に関わり、国内外のクリエイターを招いたトークイベントも予定されています。
青山・渋谷エリアでは、all day place shibuyaやKarimoku Commons Tokyo、information、KEF Music galleryなど4拠点でエクステンションプログラムを実施し、会期前後を含め最長で2026年1月27日まで関連展示が続きます。公式サイトやインスタグラム、海外デザインメディアとの連携により、来場者だけでなくオンラインでも情報発信を強化するとみられます。今後、トークイベントや出展内容の詳細が明らかになれば、デザイン産業関係者だけでなく一般来場者の関心も高まりそうです。
【イベント情報】
DESIGNTIDE TOKYO 2025
会期:2025年12月6日〜21日(プログラムにより異なる)
会場:東京都港区南青山(メイン)および青山・渋谷エリア
入場料:学生展無料/本展・マーケットは有料(券種別料金あり)
公式サイト:https://designtide.tokyo/
source: PR TIMES
