大阪府堺市で2025年11月30日、「つながるマルシェ」が開かれ、5時間の開催時間で来場者数は100人を超えました。会場となった泉田中モデルハウスには、無農薬野菜や自然素材の雑貨、木工ワークショップなど約3領域の出店が集まり、売り手と買い手に加えて出店者同士の対話も生まれる一日となりました。
イベントは、住宅会社の株式会社コアー建築工房が、同社で家を建てたホームオーナーと周辺地域の住民をつなぐ目的で企画したものです。「ナチュラルで健康的な暮らし」をテーマに、地元産の上神谷米を使ったおむすびやグルテンフリー菓子、オリジナルブレンドのハーブティーなど、体にやさしい食品が並びました。暮らしの道具のエリアでは器や木工作品を販売し、木工体験やしめ縄・リースづくりのワークショップには親子連れが参加しました。
当日は家族連れを中心に終日にぎわい、「アットホームで居心地がよい」「子連れでも楽しめる」といった声が寄せられました。住宅会社が自社モデルハウスを地域のマルシェ会場として開放する取り組みは、住まいの提案にコミュニティ形成を組み合わせる動きとして位置づけられます。主催者は「地域と人のつながり」を重視したイベントを継続するとしており、次回は2026年5月17日の開催を予定しています。今後も、自然素材や木育（木と触れ合う教育）を軸にした催しが、堺市南部の地域交流の場として定着するかが注目されます。
【イベント情報】
イベント名：つながるマルシェ
開催日時：2025年11月30日（日）10:00～15:00
会場：泉田中モデルハウス（大阪府堺市南区泉田中462-2）
来場者数：100名以上
source: PR TIMES