多文化共生をテーマにした「多文化フェス 2026 in くまもと」が2026年1月17日11時〜16時、熊本市中央区のメディメッセ桜十字で開かれます。入場は無料で、主催は産学官民連携プラットフォーム「KUMAMOTO KURASU」。後援は熊本県です。

背景には、外国人材を地域の「働き手」だけでなく「共に暮らす住民」として迎える必要性があります。一方で言語や文化の違い、受け入れ側の心理的ハードルが壁となり、能力を十分に発揮できない課題も指摘されています。KUMAMOTO KURASUは2024年に企業担当者向けのシンポジウムを2回実施しましたが、第3回に当たる今回は対象を地域住民へ広げ、交流を重視したフェス形式にします。会員は70以上で、くまもとSDGsアワード2025を受賞しています。

当日は11時45分から熊本ヴォルターズの#44ミッチェル・ライトフット選手と#88グレゴリー・エチェニケ選手が登場し、熊本での暮らしや言葉・文化の違いを語る予定です。12時からはオープニングと基調講演を予定し、熊本県の木村敬知事とくまモンが参加予定。石黒大貴弁護士(熊本中央法律事務所)が「外国人と働く熊本の未来」をテーマに講演します。13時15分からは2会場で、「はたらく」と「くらす」を軸に外国人雇用のメリットや日本語教室の事例などを議論します。ネパール、ドイツ、ベトナム、タイなどの多国籍グルメが並ぶ交流マルシェ、世界の遊び体験や音楽ステージ、参画企業・団体の活動紹介ブースも設けます。桜十字グループは中核パートナーとして企画段階から関与し、会場提供などで運営を支援します。12時からのオープニング参加者には先着で来場特典を用意します。

地域側の理解とつながりを広げられるかが、多文化共生を定着させる鍵になりそうです。企業の受け入れ現場と生活の場をつなぐ取り組みとして、今後は継続開催や参加団体の拡大、具体的な支援策の共有が進むかが注目されます。

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