大学受験特化の学習管理型予備校「逆転合格特化塾」を運営するスタディチェーン(東京都渋谷区)は、大学受験では志望校・学部ごとの対策を早期に固める重要性が増しているとの見解を示しました。一般入試に加えて総合型選抜・推薦入試、英語資格の活用など方式が広がり、学習の設計や時間配分が合否を左右しやすいとしています。同社は、受験戦略が「一般入試のみ」を前提にしにくくなり、複数方式を同時並行で進める必要がある点を課題に挙げます。高校の授業では扱いにくい英語4技能(読む・聞く・話す・書く)や、面接・小論文・提出書類などの対策も増え、優先順位を誤ると非効率になりやすいという説明です。また、2000名以上を個別指導してきた経験から、努力量だけでは成果につながりにくく、現状把握や戦略判断、科目・分野別の学習時間配分といった「学習を設計・管理する力」が重要だと指摘しました。さらに同じ大学でも学部により出題形式や難易度、必要語彙、重点分野が異なるため、志望校を学部まで明確化すると参考書選定や過去問を見据えた学習計画が立てやすいとしています。同塾は志望校・学部特化の対策と、受験本番までの学習を日単位で管理する方針を掲げました。今後は受験方式の多様化が続く可能性があり、個別最適な学習設計を支援するサービスの需要が高まるかが焦点になりそうです。
