奈良市のふるさと納税が伸長し、令和6年の寄付額は前年比156%増となりました。返礼品は前年の約1.5倍に増え、現在は約2,000品を用意しています。物産に加え「滞在」「体験」型を拡充したことが増加の一因とされています。

体験型の一例が、奈良市中心部の宿「ホテル尾花」で朝食付きの1泊ペア宿泊券(寄附金額5万円)です。ならまちエリアに位置し、館内には奈良の作家による照明や吉野杉の家具、奈良関連図書を置く「尾花文庫」など地域性を前面に出しています。客室には日本最古級の歴史書とされる「古事記」を備え、大和茶も提供します。朝食は館内の「日本料理おばな」で、茶粥など奈良の郷土料理をビュッフェ形式で提供し、季節の地元食材を使うとしています。

今後は体験型返礼品の充実が、観光だけでなく「暮らすように滞在する」需要の獲得につながるかが焦点です。

【返礼品情報】

大和の恵みの朝ごはん付き1泊ペア宿泊券 寄附金額50,000円

楽天 https://item.rakuten.co.jp/f292010-nara/f-16/

ふるナビ https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=786777

ふるさとチョイス https://www.furusato-tax.jp/product/detail/29201/356696/37

source: PR TIMES

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