公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団は2026年1月から3月にかけ、ヤングケアラーがいる世帯へ栄養バランスに配慮した加工食品などを月1回、3か月間届けます。対象は主に18歳未満、上限30歳未満のヤングケアラーが属し、自治体などが支援対象と判断した世帯で、石川県、静岡市、横浜市、神戸市の4地域合計で約10,000食(補食の一部を含む)を支援します。提供は1人あたり「4食+補食」を世帯人数分とし、一般社団法人ヤングケアラー協会、一般社団法人日本最適化栄養食協会の推薦商品(約20種類)を中心に活用します。背景には、ヤングケアラーの約7割が買い物や食事介助、後片付けなど「食事の世話」を担うとの調査結果があり、食支援で生活負担を軽くし、子ども・若者が学習や休息など本来必要な時間を確保する狙いがあります。石川県は基礎自治体などが対面で届けてつながりを深め、静岡市は周知で新規20世帯と接点を持つなど、食支援を入口に状況把握や多機関連携の見守り体制づくりを進めます。神戸市では訪問を活用し、物価高下での家計負担軽減や非常食としての活用が期待されています。今後は、自治体や支援団体の参画を通じて支援対象の認知を広げ、地域の支援体制を継続的に強化できるかが焦点になります。
