沖縄県宮古島市のTORIKOFARM MIYAKOJIMAは、宮古島産マンゴーを生かす新ブランド「Tieda+(てぃだプラス)」を立ち上げ、第1弾として無添加・無着色で沖縄県産原料のみを使った「オリジナルマンゴージュース」の販売を始めました。昨年10月からのプロモーション販売では、1カ月で1,000本が完売したといいます。

同社は30年続く家族経営のマンゴー農園を基盤に事業を展開し、約3年をかけて自社ブランドマンゴー「恋ぽとりん」を確立してきました。新ブランドの名称は、宮古島の「太陽の力(てぃだ)」に、作り手の「ひと手間」と「想い」を“プラス”して価値を高めるというコンセプトに由来します。

ジュースは「味・香りにこだわった、本当に美味しいマンゴージュース」を目標に約2年かけて開発しました。保存料などを加えない条件で賞味期限を確保し、常温保存を実現するため試行錯誤を重ねたとしています。甘味と酸味の調整には沖縄県産のきび糖、きび酢を使い、原料を県産に限定した点も特徴です。

価格は「手に取りやすい価格ではない」としつつ、原料や製法に妥協しない方針を示しました。今後は自社農園分に加え、島内で行き場を失うマンゴーを適正価格で買い取り、ジュースとして還元する仕組みも構想しており、地域内循環を伴う展開が進むかが注目されます。

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