宮城県女川町の宿泊施設「ホテル・エルファロ」が2026年1月9日、「日本最大の国産トレーラーハウスホテル(部屋数)」として日本記録認定協会の日本記録に認定されました。国産トレーラーハウス40台を活用し、客室数は全63室です。運営は株式会社エルファロ(女川町、代表取締役・田中雄一朗)です。
同施設は、車輪を備えるトレーラーハウスを使いながら、建築基準法に基づく建築確認を取得した「建物」として登録している点を特徴としています。旅館業法に基づく営業許可や、消防法に基づく各種検査も満たしているといい、移動可能な構造と法令順守・安全性の両立を打ち出します。
背景には東日本大震災後の宿泊不足があります。女川町では復興作業員らの滞在先が限られ、建築制限も課題となる中、同ホテルは2012年12月に開業しました。その後、2017年8月の移転リニューアルで全客室が建築確認を取得し、本設としての運用へ移行したとしています。
現在は観光需要に加え、原子力関連事業者や建設・工事関係者など長期滞在のビジネス利用にも対応し、独立型客室によるプライバシー確保が利用動機の一つになっています。今後は記録認定で得た知名度も踏まえ、観光と業務滞在の双方に対応する地域の宿泊拠点としての役割拡大が焦点となります。

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