山梨県鳴沢村の「ふじてんスノーリゾート」が、2025-2026シーズンの営業を12月13日(土)に開始します。同スキー場は総工費14億円を投じ、日本最速クラスという時速約18km(運転速度5.0m/s)の4人乗り高速クワッドリフトを新設。山頂までの所要時間は従来の約6分から約3分30秒へ短縮され、毎時輸送量は2400人に増強されました。昨シーズン約18万人だった来場者は、今季19万人を見込んでいます。

営業初日は8時30分~17時で、滑走はスラロームコース1本のみの予定です。全7コースが出そろうのは1月上旬~中旬見込みで、コースが2本になるまでリフト1日券を平日3,000円、土日祝3,500円に割り引きます(通常は平日5,500円、土日祝6,500円)。先着2,210人にはクワッド導入記念ステッカーを配布し、Xとインスタグラムでは1日券が抽選で当たるキャンペーンも実施されます。

今季は、レストランを番号呼出しカウンター方式に切り替え、混雑時の待ち時間短縮を図ります。スキー・スノーボード・ウェアレンタルには12月中旬からWEB予約を導入し、リフト券の事前購入は300円引き、ICカードへの事前チャージは600円引きとしています。ウェブ限定の「10時間券」(13,000円)はナイター含め時間制で利用可能です。

ふじてんスノーリゾートは、標高1,285~1,485m、ゲレンデ面積23haに7コースを展開し、初級40%・中級45%・上級15%と幅広いレベルに対応します。ナイター営業は12月20日~2026年3月8日の土日祝と年末年始(一部日程除く)に予定されており、首都圏から車で約2時間圏のアクセスの良さもあり、利便性の高いスキー場として集客を狙います。

今後は、2026年2月開催予定のアルペン大会「ふじてんカップ」や技術選手権、3月の「趣味合コン」などイベントを通じてリピーター獲得を図る見通しです。高速リフトとデジタルサービスの強化が、来場者数の増加と滞在満足度の向上につながるかが注目されます。

【施設・イベント情報】

ふじてんスノーリゾート

山梨県南都留郡鳴沢村字富士山8545-1

営業期間 2025年12月13日~2025年4月上旬予定

営業時間 8:30~17:00(ナイターは12月20日~3月8日の土日祝ほか 16:00~21:30)

source: PR TIMES

Share.