日本NPOセンターと損害保険ジャパンが協賛する市民参加型の環境保全活動「SAVE JAPANプロジェクト」が支援してきた「おだわらめだかの郷保全活動実施計画」が、環境省などの「自然共生サイト」に認定されました。場所は神奈川県小田原市の酒匂川沿いで、フィールドは南北2km、東西1kmに広がります。
自然共生サイトは、民間の取り組みで生物多様性の保全が図られている区域を増やし、国際目標「30by30(2030年までに陸と海の30%以上を保全)」の達成に寄与する制度です。2025年4月の法改正後は、保全活動の計画を認定する仕組みへ移行し、5カ年計画など中長期の取り組みが重視されます。
おだわらめだかの郷では、湧水と伝統的な素掘り土水路が残る稲作地帯を生かし、10種以上の絶滅危惧種が確認されています。SAVE JAPANには2021年から参加し、ビオトープや退避池の整備、特定外来種の駆除、休耕田の引き受け・復田に加え、田植えや稲刈り、生きもの調査などの体験イベントを継続してきました。2025年度に同プロジェクトが支援するのは全国23地域で、自然共生サイト認定は今回が4例目となります。
今後は、同プロジェクトを通じて地域のNPO支援センターや環境団体、企業、学校など多様な主体の連携を深め、市民参加による保全活動を広げる方針です。制度活用を軸に、維持・回復・創出につながる取り組みの継続が焦点になります。
【関連リンク】
自然共生サイト 認定サイト一覧(環境省):https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/nintei/index.html
SAVE JAPANプロジェクトウェブサイト:https://savejapan-pj.net
詳細URL:https://www.jnpoc.ne.jp/news/20260212
