山口県阿武町は、県内のみで飼育される希少和牛「無角和種」の名産地化を進めています。飼育頭数は約200頭で和牛全体の約0.01%にとどまり、このうち約160頭を町内の一般社団法人無角和種振興公社が飼育しています。角がないことが特徴で、赤身中心の肉質と“ピュアな旨味”を打ち出します。

阿武町は日本海側に位置し人口は約3,000人。農林水産業を基盤とする一方、高齢化に伴う人口減少が課題です。町は草地造成、放牧肥育、粗飼料を多く与える飼育、町内産飼料の給餌、加工品開発などを組み合わせ、地域資源の循環を意識した生産体制の構築を図ります。

都市側との接点づくりとして、招待制の「無角和牛を食べる会」を2026年1月29日に東京・銀座で開催し、メディア関係者へ生産背景と味わいを伝えます。今後はシェフ向け勉強会も準備し、需要創出と産地価値の認知拡大を目指します。

【イベント情報】

無角和牛を食べる会

開催日:2026年1月29日(木)18:00~20:00

会場:TROIS VISAGES

住所:東京都中央区銀座7丁目16-21 雲ビル1F

公式サイト:https://www.mukakuwagyu.jp/

source: PR TIMES

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