山形県遊佐町立遊佐中学校の生徒が主体となって集めたノートや文房具が、NPO法人なかよし学園プロジェクト(千葉県松戸市)によりカンボジアの難民キャンプへ手渡しで届けられました。取り組みは講演をきっかけにクラス発の活動から全校へ広がり、現地からの手紙・写真・短い動画などを学校へ返す循環型モデル「CoRe Loop」としても進めています。発端は2年3組の生徒による自発的な回収で、講演では「住所がない」「配送網が機能しない」地域もあり、支援物資が送れば必ず届くとは限らないという国際支援の現実を学びました。学びを受け、生徒会中心の募金活動へも発展したといいます。ノートは生徒がメッセージを書き添えた「世界に一つだけの“Only oneノート”」として準備され、受け取る相手を想像する学びも含めて届けられました。さらに、遊佐からの言葉(左頁)とカンボジア側の返信(右頁)を一冊にまとめた「世界の架け橋ノート」を制作し、完成品は遊佐中学校図書館へ寄贈しました。今後は、戻ってきた反応を校内で共有・振り返りし、平和や教育、貧困、物流など次の探究テーマへつなげる展開が見込まれます。
