岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷一帯で、令和7年12月中旬から令和8年3月下旬にかけて冬季ライトアップイベントとデジタルスタンプラリーが行われます。標高1,000メートル超の山間部で生まれる巨大な氷柱や凍った滝を、LEDライトで照らし出す企画で、夜間の温泉街の回遊促進と冬季観光需要の掘り起こしが狙いです。
福地温泉では、山奥でしか見られない巨大氷柱「青だる」を温泉街に再現し、12月24日から令和8年3月下旬まで17時〜22時にライトアップします。令和8年2月3日〜13日には裏側まで照らす「青だる氷の散歩道ライトアップ」、2月7・8日20時30分からは郷土芸能「へんべとり」の実演も予定されています。
新平湯温泉では、凍結した「たるまの滝」と数万個のLEDを使った砂防ダムトンネルを、12月28日〜令和8年2月28日の17時〜21時30分に演出。栃尾温泉では、洞谷一帯を12月13日〜令和8年2月28日の17時〜23時に照らし出す「洞谷雪桜ライトアップ」を実施し、近くの露天風呂「荒神の湯」(〜22時)とあわせて楽しめます。
さらに、キャラクターコンテンツ「温泉むすめ」とのコラボによる「奥飛騨冬物語スタンプラリーⅢ」を12月26日〜令和8年2月25日に開催。AR(拡張現実)技術を使い、温泉郷内の指定スポットやイベント風景を撮影してデジタルスタンプを集めると、オリジナルグッズがもらえる仕組みです。気象条件により内容変更や中止の可能性もあり、主催者は最新情報の確認を呼びかけています。冬季の夜間観光と若年層の誘客をどこまで伸ばせるかが注目されます。
【イベント情報】
奥飛騨温泉郷(福地温泉・新平湯温泉・栃尾温泉ほか)
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一帯
奥飛騨冬物語公式サイト https://www.okuhida.or.jp
source: PR TIMES
