岐阜県瑞浪市は、2026年1月1日以降に市役所本庁舎と市内4コミュニティセンターで婚姻届を提出したカップルを対象に、「みずなみ焼」のペア陶器100組を先着で進呈します。市によると、市内の婚姻届受理件数は年間約100件で、数量がなくなり次第終了します。
この事業は、2025年12月3日に市内陶磁器メーカー・株式会社大恵から寄贈された「みずなみ焼」ペア陶器100組を活用するものです。進呈されるのは同社の高級ライン「つばめ工房」ブランドで、釉薬(ゆうやく、陶器の表面を覆うガラス質のうわぐすり)には青みのある「ヒワ均窯」と白基調の「新粉引」を採用。従来の「黒×赤」の夫婦茶碗に代わる、ジェンダーレスな色合いが特徴とされています。
瑞浪市はこれまでも、化石や陶磁器、ゴルフなど多様な地域資源を活用し、行政と市民、企業、若者が連携したシティプロモーションを展開してきました。今回の取り組みでは、「日常で使う器」を通じて地場産業の魅力に触れてもらい、地域への愛着や誇り(シビックプライド)の醸成につなげたい考えです。
市は、配布状況を見ながら事業の継続や拡充を検討するとみられ、地場産品を活用した記念品が、今後の結婚支援策や移住・定住促進策とどう連動していくかが注目されます。
【商品情報】
つばめ工房 ペア陶器(みずなみ焼)
寄贈数 100組
製造元 株式会社大恵
企業URL https://www.daikei-ceramic.com/
source: PR TIMES
