千葉県市原市の市原歴史博物館は、2025年12月7日13時~16時30分に、出羽三山信仰をテーマにした講演会「なぜ出羽三山を目指すのか」を開催します。会場は歴史体験館内中央広場ステージ付近で、定員は先着250人、参加費は無料です。受付は12時30分から行われます。
講演会は、同館で開催中の特別展「うまれかわりの旅―いちはらと出羽三山信仰―」の理解を深めることが目的です。出羽三山信仰とは、山形県の羽黒山・月山・湯殿山を巡ることで生と死、再生を体験的に学ぶ山岳信仰の一つで、市原市内にもその信仰の痕跡が残っています。
プログラムは2本立てで、元文化庁主任文化財調査官で羽黒山伏の原田昌幸氏が「山岳信仰の山々とその遺宝」と題し、日本各地の山岳信仰の歴史と出羽三山の位置づけを解説します。続いて、市原歴史博物館協議会長で元鎌ケ谷市郷土資料館長の立野晃氏が「市原市内の出羽三山信仰」について、市内に伝わる信仰の特色を紹介します。
会場へはJR五井駅東口4番バス乗り場から国分寺台行きに乗車し、「weほーる・保健センター・中央図書館前」下車が最寄りです。関連イベントとして、特別展会期中には展示解説会や羽黒山伏による勤行、ワークショップ、エコバッグのプレゼント企画なども予定されています。出羽三山信仰を歴史と体験の両面から学ぶ機会として、今後、市民の歴史文化への関心がどこまで広がるかが注目されます。
【イベント情報】
講演会名称:なぜ出羽三山を目指すのか
日時:2025年12月7日(日)13:00~16:30(受付12:30~)
会場:市原歴史博物館 歴史体験館内中央広場ステージ付近
住所:千葉県市原市能満1489
参加:先着250名・無料
【特別展情報】
名称:特別展「うまれかわりの旅―いちはらと出羽三山信仰―」
会期:2025年10月11日(土)~12月14日(日)
会場:市原歴史博物館 企画展示室
観覧料:一般600円/高校生500円/中学生以下無料(20名以上団体は各100円引き、常設展も観覧可)
source: PR TIMES
