愛媛県のカレー店「酒井カリー」を運営する酒井興産株式会社は、ヨモギを使ったドレッシング「ハーブの女王 よもぎドレッシング」(260ml・税込1,280円)を一般発売しました。クラウドファンディングサイトMakuakeでは当初目標を大きく上回る支援を集め、発売直後から店頭と通販で品切れが相次いでいるといいます。
同商品は平均年齢77歳のスタッフが働くカレー店で提供してきたサラダ用ドレッシングを商品化したもので、「まずそう」「苦そう」といったイメージを覆す味わいが話題になりました。別名「万能だれッシング」として、サラダだけでなくだし巻き卵や焼きうどん、チキン料理など幅広いメニューに使えることを特徴としています。原材料にはヨモギと玉ねぎ、しょうゆ、油類などを使用し、100gあたりエネルギー425kcal、食塩相当量1.4gと表示されています。
ヨモギは近年、美容や健康面で注目される一方、日本国内の生産量は減少傾向にあり、同社は現在ベトナム産ヨモギを使用しています。将来的には、遊休農地を活用して愛媛県内でのヨモギ栽培に乗り出し、「月の女神」とも呼ばれる希少種「クソニンジン」の生産・配合も検討しているとしています。ばあちゃんたちが「ヨモギを後世に残したい」と語る取り組みが、地域農業と食文化の両面でどこまで広がるかが注目されます。
【商品情報】
ハーブの女王 よもぎドレッシング(万能だれッシング)
内容量260ml/税込1,280円(店頭は2本セット1,960円)
酒井カリー公式通販サイト
sakaicurry.base.ec
source: PR TIMES
