カレー総合研究所(東京都渋谷区)は、カレー大學学長の井上岳久氏が年末年始とカレーの関係を解説するYouTube動画を公開し、かつて「三が日明け」に食べられやすかった年始カレーが近年は元日や1月2日に“前倒し”される傾向があると紹介しました。視聴者向けに、年明けカレーレシピ本を抽選で5人に贈る企画も実施し、応募期限は2026年1月4日までとしています。

動画では、1970年代から知られるテレビCMのフレーズ「おせちもいいけどカレーもね」を手がかりに、高度経済成長後の食卓や家族像の変化を背景として、おせちとカレーの位置づけを文化史として整理しています。広告の話題にとどめず、食生活や価値観の変遷を映す事例として扱う点が特徴です。

年始カレーが早まる理由について、同社は、おせち準備の手間や保存食由来の塩分の高さ、若い世代の嗜好、正月の過ごし方の多様化を挙げています。一方でカレーは、家族で好まれやすく、調理が手軽でアレンジしやすいことが現代の生活に合うと説明します。また、年末年始も営業する店舗の増加などで「ハレ(非日常)とケ(日常)」の境界が薄れ、日常食のカレーでも工夫次第で正月らしさを演出できる点が支持につながるとしています。

レシピ面では、出汁のうま味にスパイスを合わせ餅や三つ葉、ゆず、紅白かまぼこで正月感を出す「お雑煮風カレー」、焼き餅を加えるアレンジ、トマトベースの赤とクリームベースの白で縁起の良い色を表す「紅白カレー」などを提案しました。今後は、家庭の簡便志向と年末年始の過ごし方の分散が進むほど、年始の定番メニューとしてカレーの存在感が強まる可能性があります。

【キャンペーン情報】
年明けカレーレシピ本プレゼント(抽選5名)
応募期限:2026年1月4日まで
YouTubeチャンネル:井上岳久のカレー大學学長ゼミ https://www.youtube.com/@inoue_curry_seminar

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