三重県立斎宮歴史博物館(明和町)は午(うま)年に合わせ、冬季企画展示「うま尽(つくし)」を2025年12月20日~2026年1月18日に開く。観覧料は一般300円で、高校生以下は無料。期間中の関連施策として、一般社団法人明和観光商社が協力し、竹神社に伝わる神宝「斎宮絵馬」のレプリカを館内で初めて展示する。

企画展では、県内出土の飾り馬の埴輪や土馬などを通じ、馬が生活や祭りと関わってきた背景を紹介する。あわせてウィンターキャンペーン(2025年12月6日~2026年1月18日)では、来館者がオリジナル絵馬に新年の願いを書ける企画を実施し、先着500名が参加できる。完成した絵馬はキャンペーン終了後に竹神社へ奉納される。

午年生まれは企画展示が無料、丙午生まれは常設展も無料となるなど来館促進策も用意され、博物館鑑賞と神社参拝をつなぐ回遊の広がりが焦点となる。今後は展示と体験型企画を軸に、斎宮跡エリアでの文化資源の連携が進むかが注目される。

【イベント情報】

冬季企画展示「うま尽(つくし)~干支によせて~」2025年12月20日~2026年1月18日/斎宮歴史博物館(明和町竹川503)/9:30~17:00(入館16:30まで)/休館日12/22・12/29~1/3・1/5・1/13

ウィンターキャンペーン「新年の希望を絵馬に描こう!」2025年12月6日~2026年1月18日/斎宮歴史博物館エントランスホール/先着500名/観覧券が必要

竹神社 明和町斎宮2757-2

source: PR TIMES

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